太り過ぎ（やせ過ぎ）に注意しよう
妊娠には適した体格があり、やせ過ぎも肥満もよくないとされています。体重と身長によって算出されるBMI（Body Mass Index）*は、年齢や性別に関係なく「22」が理想的といわれています。
海外の研究では、やせ過ぎや肥満は夫婦の妊娠までの期間と関連しており、共に正常なBMI値の夫婦と比較して、共に低体重または肥満の夫婦では妊娠率がどちらも低下したと報告されています。1）
1）Yue Zhang, et al. Fertil Steril, 2020; 114(5): 1067-1075.
やせ過ぎも太り過ぎも妊娠力低下につながりやすく、妊娠合併症のリスクも高くなるので適正体重を維持することが大切です。適正体重を維持できるよう、ご自身やパートナーの運動、食生活の習慣を見直しましょう。
＊BMIの計算方法：BMI＝体重kg÷（身長m）2
（例）身長160cm、体重55kgの場合：55÷1.62≒21.5
参考文献：吉川雄司：やさしく正しい妊活大事典, プレジデント社, 2019
坂口健一郎：妊活パーフェクトガイド妊娠しやすい習慣から不妊治療のキホンまでよくわかる,
クロスメディア・パブリッシング, 2022
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